スペースドリーム(ダブルデッカ)   
●茨城交通 
P−GA66T 1995年7月撮影
車両概要
1983年の東京モーターショーに出品し、1984年の春に横浜市営バスへ先行納入し、この年の秋から正式に発表した国産では初めてとなるダブルデッカで後にHD−T等に発展するがこの車体はR15シリーズの一環として設定され、全て日産ディのシャシーに架装し実際の生産台数も10数台と少ない車両です。
車体内容
車体については「プレーンカットスタイル」と呼ばれる角ばったデザインを採用し、最初の納入が路線バス(但し登録上は貸切)だったこともあり当時のカタログにも路線・自家用バスタイプの座席を装備した車両も掲載され、他の国産ダブルデッカと異なり後に生産するUFCタイプのスーパーハイデッカにも継承される装備として運転席ドアが装備されるのが最大の特徴であり、許容乗車定員は後に登場する他のメーカの車両と同じ74人(1F19人・2F55人)を確保し冷房装置については独特な方式で1Fは直結式、2Fはサブエンジン式を採用しています。    
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