エアロバス・ハイデッカ・前期型    
●全但バス 
P−MS725S 1999年8月撮影
車両概要
1984年12月に発売してから2年が経過し、昭和60年騒音規制に適合させる目的で初めてのマイナーチェンジを実施した初代エアロバスのハイデッカで外観の変更は無いが運転席周辺の形状を一新するなど機能面においても見直されました。
車体内容
車体については外観は従来と同じですが運転席周辺ではメータパネルをエアロスターと同じコンパクトタイプのメータパネルに変更し、各種スイッチ関係も取り付け位置を変更する等の改善をしたのが特徴であるのとオプションで直結冷房を新規設定しています。
その後も前面窓の保安基準の変更とオプションで設定しているデンソー製冷房装置の仕様変更が行われています。
エンジン概要 
エンジンについては昭和60年騒音規制へ適合した以外は変更がなく二種類のV型8気筒NAエンジンを設定し、標準出力仕様の8DC9型と前輪車軸懸架仕様に限定して低出力仕様の8DC8型を設定し、殆どの車両は8DC9型を搭載しているのと1988年に改造扱いでJR向けに最後の国鉄専用型式車両P−MS735SAに搭載したターボ付の8DC9(T)型を搭載した車両も生産しました。
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