ジャーニーQ・MR 前期型
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●ビーエム交通
P−MR112D 1994年7月撮影
車両概要
1986年にいすゞがワイドボディのマイクロバスとして設定していたジャーニーQのフルモデルチェンジを実施し、ふそうに続いて本格的な7m小型バスとして登場し、シャシーについては従来のシャシーのホイールベースを変更してキャブオーバーバスのまま前扉の本格的な仕様で車体については従来と同じく現在はトラックの車体架装のみを実施している北村製作所で架装し、1995年まで生産していました。
車体内容
基本仕様としては観光用が標準仕様としてハイ・カスタム、廉価仕様としてスーパーデラックス、自家用仕様としてデラックスとスタンダードの4グレードが設定され、スーパークルーザーのH701を小型化した様なデザインだがシャシーの関係から前扉における乗降が独特な構造であるのと後部に観音扉の装着が可能だったり自家用仕様については小型バスでは珍しい立席定員をもち、乗車定員が30人以上となる大型登録仕様があり、非常口についても右側後部だがエンジンを前に搭載しているので最後部に設置する等かなり独特な仕様の車両となっていました。
エンジン概要
エンジンについては過去のワイドマイクロバスと同様に中型車と同じエンジンを採用しており、ジャーニーQでは排気量6.5リッターの6BG1−S型の一種類を搭載し、サスペンションについては用途やグレードに関係なくリーフサスのみとなっていました。
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