エアロバス ハイデッカ 後期型(1)   
●京福電気鉄道 
P−MS725S 1998年9月撮影
車両概要 
1988年9月に二度目となるマイナーチェンジを実施しモデルサイクル後半に入った初代エアロバスのハイデッカで仕様としてはスタンダードデッカと異なり普及仕様のみの設定であるのと車両についても外観やシャシーを中心に様々な部分において仕様変更を行いました。
車体内容
車体については前バンパーの形状を一新したのを筆頭にシャシーのホイールベース間に配置している機器類の見直しにより床下トランクルームの容積を拡大や非常口をスーパーハイデッカのエアロクイーンWと同じ位置に移設するなど大きな変化が見られた他、スタンダードデッカと同じく右側後方に設置しているラジエータグリルの形状も変更しています。
エンジン概要
エンジンについては全てのエンジンがV型8気筒OHV2バルブを採用したNAエンジンで従来から設定していた標準出力仕様の8DC9型の他このマイナーチェンジで新たに高出力仕様として当時の大型ハイデッカバスでは最高の出力をもったエンジンで8DC9型の排気量を16リッターから17.7リッターに拡大した8DC11型を独立懸架仕様に追加設定したのとバスでは日産ディのDAに続いて独立懸架仕様にABSをオプションとして用意しています。 
バス・グラフティの表紙へ ふそう編のもくじへ アルバム1へ