エアロミディMK 前期型(1)    
●扶桑町
P−MK595J 1995年10月撮影
車両概要
1988年の年明けと同時にバスとしては約6年という短いモデルサイクルでフルモデルチェンジして登場したエアロミディMKで旧型モデル(K3型)と異なりシャシーも新設計のものを採用し観光仕様に限って大幅なマイナーチェンジを得て2004年まで生産していました。
車体内容
車体は初代エアロバスをイメージしたフォルムを基本とし下段部分に段差をつけたストリームパニエスタイルを採用し、当時呉羽で製造していたバスの大半がこのデザインを採用していたのが特徴であり、仕様としては廉価仕様の観光仕様、普及仕様の自家用仕様の二種類が設定され、外観でも観光仕様と自家用仕様では社名灯の有無や前照灯の形状など様々の部分で仕様差異があり、冷房についても観光仕様に限ってサブエンジン式が標準装備となり自家用仕様についてはサブエンジン式および直結式がオプションとして設定しています。
エンジン概要
エンジンについては直列6気筒のエンジンを搭載し標準出力のNAエンジンについては従来搭載していた6D15型の排気量を拡大した6D16型を採用し観光仕様のみに設定している高出力仕様のエンジンについては従来から継続採用となった6D14(T)型を搭載しています。
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