ジャーニーQ・MR路線仕様 後期型
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●エヌシーバス
U−MR132D 1997年8月撮影
車両概要
1986年にワイドボディのマイクロバスから本格的な小型バスにフルモデルチェンジを実施したジャーニーQが平成元年排出ガス規制への適合と同時にマイナーチェンジを実施し、路線バス車両の小型車へのダウンサイジングに貢献した車両の後期型で1995年まで生産していました。
車体内容
当時の小型バスの車両においては用途に関係なく共通した車体を採用しており、ジャーニーQではマイクロバスと同様にキャブオーバーレイアウトをシャシーに採用している事から扉配置も中型車や大型車と同様に前中扉・前後扉共に対応した唯一の小型路線バスでこの時のマイナーチェンジではラジエータグリルやインパネの形状を変更した以外の変更点は少なく殆どの事業者では扉配置においては前期型と同様に大型車や中型車と同じ扉配置で導入する事例が多く見られました。
エンジン概要
エンジンについては直列6気筒のNAですが従来搭載していたOHVの6BG1−S型に代わって新開発した当時では珍しかったOHCを採用した排気量7.1リッターの6HE1−S型を観光・自家用仕様と共通のスペックのエンジンとなります。
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