エアロミディMJ・路線仕様(1)
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●石見交通
U−MJ218F改 2007年8月撮影
車両概要
1993年に生産している新呉羽がMBMに社名変更とほぼ同時に大幅なマイナーチェンジを実施したエアロミディMJでは従来では自家用仕様の「デラックス」をベースにして事業者の特注により路線仕様を導入した実績があり、この時のマイナーチェンジでメーカ側から正式に設定となり1998年の一部改良で路線系の車体を持ったワンステップ車の登場まで生産していました。
車体内容
基本仕様についてはペースとなった自家用仕様の「デラックス」に基づいており、前面左右分割窓・側面メトロ窓で用途による仕様が共通の車体は当時の小型路線用車両では一般的な外観で前面の方向幕についてもメーカの標準設定では観光・高速型車両の方向幕の様に社名表示灯の部分に装着だが殆どの車両については前面窓の部分に大型の方向幕を装備する事例が多く、扉配置も前扉のみの1扉が標準で2扉車も多く見られ、側面の非常口についてもシャシーのレイアウトの関係から中央に装着する等の外観でも大きな特徴があります。
エンジン概要 
搭載しているエンジンについては排気量7.5リッターの中型車用直列6気筒OHVで無過給の6D16型を搭載し、サスペンションについもペースとなったデラックスと同様にリーフサスのみの設定となります。
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