エアロバスMM ハイデッカ(2)
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●東豊観光バス 
KC−MM822H 2013年3月撮影
車両概要
1995年に平成6年排出ガス規制(短期規制)への適合を目的にニューエアロバスシリーズにおいて最初のマイナーチェンジが実施され、フルサイズ車より少し遅れて全ての車両をMBMで生産している9m車のニューエアロバスMMもマイナーチェンジを実施しました。
車体内容
ハイデッカはスタンダードデッカと異なり標準仕様のEX仕様のみの設定となり、この時のマイナーチェンジで外観では新設計した前バンパーを採用によりフォグランプの位置が従来より高い位置へ移設しオプションで需要の多かった前面の社名表示灯においてはこの時から標準装備にする等基本装備の見直しも実施され、他のメーカでも本格的にオプションとしての設定が行われるようになった直結冷房も従来通り中型バス用の冷房装置で設定しています。
エンジン概要
エンジンについては以前に中型バスにNA仕様を搭載していた排気量7.5リッターの中型車用エンジンとして直列6気筒OHVにインタークーラ付のターボを組み合わせた6D16(T5)型を搭載し、サスペンションについてもフルサイズ車と同じ前輪独立懸架を採用しているが電子制御サスペンション(ECS)は標準仕様のEX仕様ですがフルサイズ車と異なりオプションとしての設定としていました。
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