エアロミディMJ・ハイデッカ(3)
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●クラウン交通
KC−MJ629F 2010年2月撮影
車両概要
1995年に平成6年排出ガス規制(短期規制)へ適合させる為に一部改良を実施したエアロミディMJのハイデッカでこの時の改良は1993年に大幅なマイナーチェンジを実施して間もない事から法規対応の改良となり、更に1998年にもう一度一部改良を実施し基本的な仕様については1993年のマイナーチェンジモデルとほぼ共通となっています。
車体内容
仕様については最初の頃は中・小型バスには必ず設定のある純正色の設定が変更した程度で1995年の年末ごろから冷房装置が従来からの菱重製に加えてコンデンサ一体化したデンソー製の冷房装置が設定され、デンソー製では菱重製と異なり床下のトランク容積が拡大たのと室内の荷物棚が最後部まで延長する等の改善が見られ殆どの車両がデンソー製の冷房を選択しています。グレードについては観光仕様が標準仕様のスーパーエクシードと廉価仕様のスーパーロイヤルに加えて導入事例少なかった自家用仕様のスーパーデラックスの3グレード構成となりました。
エンジン概要
搭載するエンジンについては排気量8.2リッターで直列6気筒OHVの中型車用エンジンの6D17型を4バルブ化する等の改良を実施した6D17−T型を搭載し、サスペンションについても全車が前輪独立懸架をもつエアサスのみの設定で1998年の一部改良ではミッションに6速MTに加えてオプションとして5速トルコンATが選べるようになりました。
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