ＫＣ－ＭＪ２１８Ｆ改 1999年5月撮影
１９９３年の大幅なマイナーチェンジを実施した時に事業者による特注で導入事例が見られたエアロミディＭＪの路線仕様が正式にメーカから設定され、１９９５年には平成６年排出ガス規制（短期規制）への対応の為に一部改良を実施し、１９９８年のエアロミディにおける一部改良において路線車体を持つワンステップ車の登場により廃止となりました。
車体内容
当時の小型路線車両については何処のメーカも観光系や自家用系と共通の車体を採用しており、エアロミディＭＪの場合は自家用仕様の「デラックス」をベースにした仕様で側面窓はメトロ窓を基本として乗車定員が３０人を超えている為側面の非常口についてもシャシーのレイアウトの関係から車体の中央に装着し、基本仕様につてもこの時の一部改良では大きな変更はなく、冷房についても生産終了まで菱重製の直結冷房を標準採用しています。
エンジン概要
エンジンについてはこの時の一部改良で従来搭載していた６Ｄ１６型の排気量を８．２リッターに拡大した中型車用の直列６気筒ＯＨＶで無過給の６Ｄ１７－Ⅱ型を搭載し、サスペンションも引き続きリーフサスのみの設定としています。