リエッセ(1)
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●石川相互小型バス
KC−RX4JFAA 2004年9月撮影 
車両概要
1995年にマイクロバスと同等の寸法を持つリヤーエンジン小型バスのレインボーRBが10年ぶりにフルモデルチェンジを実施する事で登場したのがリエッセで当初から普通のバスの様に運転席の横に乗降扉を設置する構造で開発し、マイクロバスと小型バスの中間的なリエッセは多数の導入事例が見られた車両です。
車体内容
外観も初代セレガを縮小した様なデザインを採用したリエッセの仕様としては観光仕様が3グレード、自家用仕様が2グレードの5グレードから構成し、観光仕様では上級仕様の「エクセレントサルーン」、標準仕様の「スーパーツーリング」、廉価仕様の「スーパーデラックス」、自家用仕様は標準仕様の「デラックス」と廉価仕様の「スタンダード」が用意され、グレードとしての装備面については中型車等と共通した構成でレインボーRBの時と異なり観光仕様では床下のトランクスペースの設定や観光仕様の乗降扉にスイング扉の設定など進化が見られ、運転席周辺については1994年に大幅なマイナーチェンジを実施した4代目レンジャーと共通の仕様です。
エンジン概要
リエッセに搭載するエンジンについてはグレードにより異なり新開発した排気量5.3リッターの直列4気筒でOHC4バルブを組み合わせたJ型エンジンでインタークーラとターボを組み合わせたJ05C−Ti型とNA仕様のJ05C型を搭載し、サスペンションも用途やグレードを問わず前後共に車軸懸架のエアサスを採用するのは当時では珍しい事例でブレーキについてもマイクロバスと異なりエアオーバーブレーキを採用する等シャシー面についてもレインボーRBから大幅に進化しています。
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