レインボー7W 路線仕様(2)
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●名古屋市交通局
KC−RH4JEAA 1998年5月撮影 
車両概要
1991年のマイナーチェンジで路線仕様の設定をしたレインボー7W、1995年に平成6年排出ガス規制(短期規制)に適合させる為にマイナーチェンジを実施し、新開発のエンジンを採用する等外装についても大きな変更が見られ、日野としての小型路線バスの車両はレインボー7シリーズからメルファ7へフルモデルチェンジを実施した時に廃止となり、後に登場するレインボーHRの7m車が後継車種となります。
車体内容
1995年のマイナーチェンジでレインボー7Wの路線仕様は観光仕様や自家用仕様と同様エンジンを新設計したJ型エンジンに変更したのに伴いラジエータグリルが前面からリヤーエンジンバスでは基本的な設置位置となる側面に変更した事で前バンパーからラジエータグリルが廃止となったのが最大の特徴であり、当時の小型バスの路線仕様の車体は観光仕様や自家用仕様と共通の車体を採用するのが基本でレインボー7Wの路線仕様も観光仕様や自家用仕様と共通の車体としています。
エンジン概要
エンジンについてはこの時のマイナーチェンジで排気量5.3リッターで当時の小型バスでは珍しい4気筒のエンジン採用しており、中・小型車用に開発したOHC4バルブをもつJ型エンジンの4気筒でインタークーラ付のターボを組み合わせたJ05C−Tiを搭載し、サスペンションも当時の路線車両では珍しいエアサスのみの設定としていました。
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