ＫＣ－ＲＮ２１１ＣＳＮ 1998年8月撮影
１９９６年に日産ディと車両の小型化を要請していた京王との間で共同開発した７ｍ小型ワンステップバスのシャシーに架装する車両として登場した８Ｅの７ｍ小型車で中型バスの路線用と共通化させた本格的な路線用車体を採用した初めての事例でワンステップの超低床バスを小型バスに採用した事によりコミニュティバス等での採用事例も見られた車両で１９９９年をもって生産終了するまで基本仕様は同じだが様々なバリエーションの組み合わせをもつ車両の中には１扉など独特な仕様の車両の導入事例もありました。
車体内容
基本的には８Ｅの車体を７ｍの全長に収まる様に縮小した仕様で７Ｅで一部の超低床車に採用している下の部分をカットした仕様のバンパーを中型車の８Ｅで唯一採用しているのが特徴で乗降扉の中扉のついては折戸のみの設定、側面窓は二段窓の設定はなく逆Ｔ字窓を標準、メトロ窓をオプションとして展開しシャシーについても専用開発した日産ディのＲＮ以外への架装事例は見られず、開発に参加し大量導入をした京王の初期導入車両以外と関東バスが導入した車両については標準仕様と異なるバンパーを採用し譲渡事例も多く見られました。