ニューエアロバス ハイデッカ 後期型(1) 
●三河交通 
KC−MS829P 2001年2月撮影
車両概要
1997年12月に車体構造の見直しなどのマイナーチェンジを実施し1998年5月以降は生産拠点をMBM(現MFBM)に統合したニューエアロバスのハイデッカにおける後期型モデルの短期排ガス規制に適合した車両で、殆どの車両は生産拠点の統合後に生産しました。
車体内容
車体の外観については構造強化を実施したが従来と変更点はなく、この時のマイナーチェンジでハイデッカにも廉価仕様としてSA仕様が新たに追加設定となり各種装備を省略し納入価格も引き下げたのが特長であり、従来からのEX仕様からSA仕様に変更する事業者も見られた他、1999年には平成10年騒音規制へ対応させる為に一部改良を実施しニューエアロバスのハイデッカについても前照灯をハロゲン式からHID式に変更しています。
エンジン概要
搭載しているエンジンについては騒音規制の強化前後関係なく2種類のV型8気筒エンジンを採用し、標準出力仕様については初代エアロバスの高出力エンジンとして採用していた8DC11型を搭載し、標準仕様のEX仕様には高出力仕様のエンジンとして8M21型を搭載し、廉価仕様のSA仕様にはふそう独自のパワータードブレーキは基本装備の省略の一環でオプションとなっていました。 
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