ブルーリボン ノンステップ 前期型
●神姫バス 
KC−HU2PMCE 2000年5月撮影 
車両概要
1997年の東京モーターショーに出品し、1998年の春頃から組立自動車登録で試験販売を実施し1998年11月のマイナーチェンジと同時に正式販売となったブルーリボンのノンステップバスで、基本的な仕様についてはふそう以外のメーカ共通で見られる仕様になっています。
車体内容
車体内容については通常のブルーリボンの側面窓を全般的に低い位置に下げ、更に中扉までに限ってはワンステップ車と同じ拡大窓を採用しているのが特徴でエンジンを横置搭載している関係で室内は非常口までとなり標準座席配列では中扉より後は1列分の対面座席を含め3列と現在のノンステップ車に対して座席数が少ないのもこの時代の車両の基本仕様でした。
エンジン概要
エンジンについてはワンステップ・ツーステップ車に先駆けて10.5リッターの直列6気筒・OHV24バルブに低圧ターボを搭載したP11C(P−Y)型エンジンを搭載し、高出力エンジン搭載仕様に匹敵するネット250psを発揮しミッションにはZF製の4速トルコンATを搭載しオプションでは当時の排ガス規制で義務の無かった触媒も用意しています。
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