メルファ9  
●エム・ビー・シーライン
KK−RR1JJEA 2001年5月撮影 
車両概要
1999年に日野がレインボーの観光・自家用仕様を約10年ぶりにフルモデルチェンジを実施して登場したのがメルファ9で、前年に登場しはたメルファ7のRHを中型車サイズにした車両で仕様としては観光仕様は廉価仕様のみで他に自家用仕様が普及仕様と廉価仕様の二種類が設定され、自家用仕様についてはレインボーについても継続生産となり、日野は二種類の中型バスを併売しました。
車体内容
車体についてはメルファ7と同じく初代セレガの流れを汲むデザインで観光仕様についてはサブエンジン冷房、自家用仕様については直結冷房を標準採用し、様々なオプションの設定により観光仕様についてはフルデッカに設定している普及仕様とほぼ同じ仕様にする事も可能であり、車幅については中型車では最も広い2.34m(メーカによる参考設計値)を持つ車体で前面にはダミーのラジエータグリルを装備しています。
エンジン概要
エンジンについては平成10年排ガス規制および平成10年騒音規制に適合する為に改良を実施した8リッターの直列6気筒エンジンとなるJ08C型を搭載し、標準出力仕様についてはJ08C(J−X)型で高出力仕様については長尺の観光仕様のみの設定でコモンレール噴射を採用したインタークーラ付のターボとなるJ08C(JT−X)型を搭載し、標準出力仕様についてはオプションで5速トルコンATも設定していました。
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