エアロミディMJ ノーステップ9m車
●福井鉄道
KK−MJ26HF改 2003年4月撮影
車両概要
2000年に初めて開催した商用車ショーへの出品と同時に発売をしたエアロミディMJのノンステップを「エアロノーステップミディ」の名称(但し、正式な通称名はふそうエアロミディ)で登場し、室内のノンステップエリアの面積を広く確保する為に警察の機動隊向けに設定していたエアロミディMJのロングホイールベース車と同じホイールベースを採用し発売当初は観光用ハイデッカの改造扱いとして設定し、2002年の一部改良と同時に新型自動車登録によって型式取得し2004年に生産中止となり、翌年に登場したエアロミディMKのノンステップ車が後継車となります。
車体内容
基本的にはエアロミディMKの路線仕様の車体のホイールベースを5.26m延長し全長を約8.7mとした車体は観光用ハイデッカの9m車や警察の機動隊向け車両と同じ全長で、ロングホイールベースとエンジン横置搭載により広いノンステップエリアを確保し、側面窓についても拡大窓を採用し、2002年の一部改良では冷房装置を菱重製からデンソー製に変更したのと国土交通省の標準化仕様への対応を行っています。
エンジン概要
エンジンについては他のMJと同じ8.2リッターでOHC24バルブを採用した直列6気筒NAエンジンとなる6M61−3型エンジンを搭載し、ミッションについても5速マニュアルを標準設定としてオプションで5速トルコンATを用意していました。
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