エルガ ノンステップA
●小田急バス 
KL−LV280L1改 2002年9月撮影
車両概要
2000年に平成11年排ガス規制および中期安全ブレーキ規制への対応と同時にキュービックから16年ぶりとなるフルモデルチェンジによって登場したエルガには二種類のノンステップ車が設定され、納入価格や整備費用の低減を目指しワンステップ車をベースに中扉までをノンステップにしたAタイプが新たに登場し、モデル周期途中から急速に普及を開始し、一時は日野へもOEM供給もしていました。
車体内容
車体に対してはエンジン搭載が縦置搭載となる関係でBタイプとは後部廻りが異なる以外はノンステップ車共通の仕様で、大型サイズの前扉を採用しフロントオーバーハングが長いのもBタイプと同じ構造で、ノンステップバス共通仕様に対応するまでは長尺車の場合、許容乗車定員は81人と多いのが特徴です。
エンジン概要
エンジンについてはBタイプと異なりワンステップ車およびツーステップ車と共通のエンジンを搭載し、標準出力仕様には8PE1−N型、高出力仕様については8PE1−S型を搭載し、2002年の一部改良後に生産した車両については触媒を搭載した仕様となり、他にもCNG仕様が改造扱いで設定さり、エンジンについては8PE1型をCNG化した8PF1型を搭載し平成12年排ガス規制へ対応した仕様としています。
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