セレガFD 最終型 
●名阪近鉄バス 
KL−RU1FSEA 2000年10月撮影
車両概要
2000年に平成11年排ガス規制(長期規制)および中期安全ブレーキ規制に対応させる為にマイナーチェンジを実施し、前面の形状変更などを中心とした外観の設計変更が見られブルーリボンRU60/63シリーズの時とホイールベース間以外の設計変更が行われたのと同時に1990年代後半の日産車みたいに「セレガR」というサブネームがつけられました。(但し国交省への正式な届出通称名は日野セレガ)
車体内容
車体関連については横転対策に伴う構造強化と前面の設計変更が行われた他に色々なメーカ推奨仕様の設定が行われたのと同時に前照灯を1995年以降の初代プロフィアと共用化した事によりHID前照灯の設定が行われのメーカ推奨仕様の都市間高速仕様に標準装備、他の仕様についてはメーカオプションとして設定され、2002年の年末に生産拠点変更に伴い一部改良が実施し、屋根上搭載仕様の直結冷房車については窓割の変更などが見られこの時にメーカの推奨仕様に車椅子乗降用のリフト付車両も推奨仕様が設定するなど推奨仕様についての見直しも行われました。
エンジン概要
搭載しているエンジンについては2種類のV型8気筒エンジンが設定され標準出力仕様にはF21C型の低出力仕様となるF21C(F−W)型、高出力仕様については設定廃止となったミドルデッカに搭載していたF17D型にコモンレール噴射式でインタークーラ付ツインターボを搭載したF17D(FT−X)型を採用し、中期安全ブレーキ規制への対応と同時にブレーキを従来オプションとして設定していたフルエアブレーキ仕様に統一しました。
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