セレガFS 最終型 
●琴参バス 
KL−RU4FSEA 2001年11月撮影
車両概要
2000年に平成11年排ガス規制(長期規制)および中期安全ブレーキ規制に対応させる為にマイナーチェンジを実施し、前面の形状変更などを中心とした外観の設計変更が見られブルーリボンRU60/63シリーズの時とホイールベース間以外の設計変更が行われたのと同時に1990年代後半の日産車みたいに「セレガR」というサブネームがつけられました。(但し国交省への正式な届出通称名は日野セレガ)
車体内容
車体関連については横転対策に伴う構造強化と前面の設計変更が行われた他に色々なメーカ推奨仕様の設定が行われたのと同時に前照灯を1995年以降の初代プロフィアと共用化した事によりHID前照灯の設定が行われのメーカ推奨仕様の都市間高速仕様に標準装備、他の仕様についてはメーカオプションとして設定され、2002年の年末に生産拠点変更に伴い一部改良が実施され、前面形状の変更が行われなかったHIMRについても形状変更が行われた他、廉価仕様については大型観光・高速型車両としては珍しい乗用車やマイクロバスの様なメーカ純正塗装の設定がありました。
エンジン概要
エンジンについてはディーゼル車についてはOHV32バルブを採用したV型8気筒NAエンジンで従来搭載していたF20C(F−V)型の排気量を20.8リッターに拡大したF21C(F−X)型を搭載し、ハイブリッド仕様のHIMRについては10.5リッターの直列6気筒OHV24バルブにインタークーラー付ターボを搭載したP11C(P−X)型に三相交流モータを組み合わせた仕様でブレーキについては中期安全ブレーキ規制への対応と同時に1994年の一部改良によって廃止となったフルエアブレーキに変更しました。
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