ニューエアロスター ノーステップ  HEV
●遠州鉄道 
KL−MP37JM改 2004年7月撮影
車両概要
2000年の商用車ショーに総合自動車メーカ時代だったMMCが従来生産していたMBECSに代わるハイブリッド車として畜圧式から電気式に転換させて新規で開発したシリーズ式HEVシステムを採用し、2002年から遠鉄で長期試験運用を実施し、2004年に正式に発表し量産したニューエアロスターのノンステップ車におけるHEVです。
車体内容
車体については通常のノンステップ車をベースですがシャシー関係の大幅なレイアウト変更により、ノンステップエリアは中扉までとした構造で走行のメインはモータによる走行なのでモータを縦置搭載、エンジンを横置搭載しバッテリユニットはCNG車の燃料タンクの様に屋根の上に積んでいますが搭載位置が同じニューエアロスターのCNG車と異なり車体前方に搭載しているのが特徴です。
エンジン概要
エンジンについてはメインの走行には使用せず、発電目的での搭載で中型車用の6M61型を搭載し、メインの走行をするのは90kWのモータ2台でミッションについてもモータの回転によって変速する1速固定のリダクションギア式のオートマチック車で後輪についてもワイドシングルタイヤを採用した独特な構造をしています。
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