ニューエアロスター エコハイブリッド
●名鉄バス 
BJG−MP37TM 2008年5月撮影
車両概要
2007年に一時改造扱いで生産していたHEVハイブリッド車の後継車種として開発を進めていた新しいハイブリッドシステムをふそうが開発しキャンターやSクラス、スプリンター等ダイムラーグループ各社で共用したシステムとは若干異なり基本仕様についてはHEVの仕様を継承したいますが電気主体のハイブリッドシステムとなったニューエアロスターのエコハイブリッドノンステップバスで納入価格の関係から生産台数が少ないのが現状です。
車体内容 
車体内容については生産中止となったニューエアロスターのノーステップバスをベースにしていますがノンステップエリアは中扉迄となり、中扉以降の床面構造から国土交通省におけるノンステップバス標準化仕様には対応せず、独特な形状の床により標準尺・長尺共に許容乗車定員が65人と少なくなっています。そしてHEVの時に対して外観は殆ど変更していないが屋根上に搭載するリチウムイオン式のバッテリユニットについてはこの時からメーカを変更しています。
エンジン概要
エンジンについては発電専用の目的で搭載した4.9リッターの4M50(T5)型を搭載し基本的に走行はN10型主電動機を2台搭載し合計180kwとほぼこのクラスのディーゼル車と変らない性能であり、ミッションは1速固定のリダクションギア、後輪に採用したワイドサイズのシングルタイヤはHEVの時からの継承でパワステについても現在の乗用車の殆どが採用している電動式を採用しているのが新たに変更した部分となります。 
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