ニューエアロスター 観光マスク(4)
●東濃鉄道
PKG−MP35UP 2008年5月撮影
車両概要
2007年8月に排ガス規制の関係で一旦製造・販売を休止したニューエアロスターが10月に販売を再開した一部改良モデルでエンジンの変更などが中心ですが外観についても若干の変更があり、観光マスク仕様も引き続き設定となったニューエアロスターです。
車体内容
車体についてはエンジンが日産ディ(現・UDトラックス)製エンジンを外部調達によって搭載したがラジエータグリルの変更はなく左側後部に尿素水タンクの給水蓋を新設したのとテールランプの配列が灯火器の保安基準変更前と同じ配列に戻ったのが最大の特徴で実際に観光マスク仕様については納入事例が少なくメーカから発行しているカタログにも掲載されていないが実際にはこの様に設定は継続していました。
エンジン概要
エンジンについては従来搭載していた自社製の6M70型から日産ディ(現・UDトラックス)の中型車用エンジンで最も排気量が多い9.2リッターの直列6気筒OHC24バルブを採用したターボエンジンのMD92型の低圧ターボ仕様のMD92TJ型を搭載し日産ディの尿素SCRシステムを搭載し、補助ブレーキとしてもパワータードがエンジンの関係で搭載が不可能な事から補助ブレーキシステムについても日産ディのEEブレーキをそのまま搭載しています。
バス・グラフティの表紙へ ふそう編のもくじへ