エルガ 中期型(2)   
●芸陽バス 
PKG−LV234Q2 2009年4月撮影
車両概要
日野との共同生産・統合車種に移行したエルガが2007年に移行後初めてとなるマイナーチェンジを実施し主に平成17年排ガス規制への対応と灯火器の新ECE基準に対応した灯火器に変更したものでツーステップ車におけるマイナーチェンジはノンステップ車およびワンステップ車より実施が若干遅く行われました。
車体内容
車体の変更は左側後方にインタークーラの大型化により長方形のエアインテークを新設したのが最大の特徴で灯火器については新ECE基準に対応したが共同生産している日野のブルーリボンと異なり従来から採用している縦置の角型前照灯を新ECE基準に対応させた為、両社で区別がし易くなりました。
エンジン概要
エンジンについては自社製の中型車用直6OHC24バルブのインタークーラ付ターボエンジンを採用し教習車仕様以外は高出力仕様の6HK1−TCS型のみのを設定し改造扱いで設定している教習車仕様には標準出力仕様の6HK1−TCC型を搭載しPM10%低減レベル達成の低排ガス認定車で更に高出力仕様で車両総重量が14屯を超える車両については平成27年燃費基準も達成しています。
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