スーパーエアロⅠとほぼ同じ頃に登場し１年足らずでマイナーチェンジを実施したスーパーエアロⅡの標準的な仕様でこの車両が生産していた当時、正面の窓は専用の一枚窓とエアロバスのハイデッカの窓の上に小窓を追加した仕様の窓の二種類の窓がありました。
2000年4月撮影
この車両は場合によっては少し見難い所もありますが正面窓をエアロバスのハイデッカの窓の上に小窓を追加した仕様のスーパーエアロⅡです。
三交はこの時に導入した「マキシー５５」で国内で初めて国産４メーカのスーパーハイデッカを保有する事になった事でも有名です。
1995年6月撮影
三重交通の子会社である三重急行のスーパーエアロⅡで濃色青色着色ガラスの固定窓を装備した初期導入の車両で冷房装置にオプションで設定している日本電装（現・デンソー）の冷房装置を搭載している為側面のコンデンサのルーバーや外気導入口の形状が標準装備である三菱重工の冷房装置と異なった形状をしています。
1996年1月撮影
製造から僅か４年で遠鉄から譲渡したスーパーエアロⅡで初期のアルピコカラーの車両で側面窓はこの当時では珍しかったＴ字窓ですが補助席を装備していないのと遠鉄が発注した車両としては珍しく冷房装置が菱重製になっているのも特徴です。
1996年9月撮影
名鉄が１９８８年に北陸道高速バスに導入した４列シート・２９人乗の車両を貸切車に転用した車両で座席の増設と中央床下トイレの撤去などの改造を受けました。
1994年9月撮影
阪急バスの３列シート夜行高速バスは１９８６年に国内で初めて３列独立シートを採用した「ムーンライト」から西工の車両ばかり導入していた中で唯一となる三菱名自製車両として「おけさ」用に２台だけスーパーエアロⅡを導入しテイ増した。
1996年12月撮影
首都圏でも少数であるがスーパーエアロⅡの３列シート夜行高速車両が導入され小田急バスについても数種類の塗装パターンを採用し後に導入した車両が子会社の小田急シティバスに移管してもこの塗装が継承されています。
1995年11月撮影
スーパーエアロⅡでは珍しいフルエアブレーキ車で、１９８８年に中央道特急バスの名古屋－松本線が開業した時に運行する事業者３社が共通した仕様の車両を導入する為に登場した車両で減便後は北陸道特急バスや名神ハイウェイバス等東名以外の各路線で活躍していました。
1994年9月撮影
豊鉄が初めて導入したスーパーハイデッカでこの車両を導入した当時では珍しかった汎用車両で塗装も現在とことなり正面の社名表示灯を装備していない車両です。
1996年7月撮影