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バリエーションファイル C−T 後期型
鹿児島交通 P−RA53TE
日産ディP−RAに架装した後期型C−Tで、鹿児島交通自体でもこの車両は珍しく、塗装についても同一デザインで複数のカラーパターンを採用するマルチカラー塗装を採用していた時の塗装であるのと冷房装置についても珍しいヂーゼル機器製冷房を搭載しています。
1999年10月撮影
サンデン交通 U−RA520TBN
1990年にフルモデルチェンジを実施した日産ディU−RAシャシーに架装した後期型C−Tで、殆どが九州の事業者に納入され、サンデンも最初は旧塗装でしたが後に現在の塗装に変更しているのと後部はP−RAの時と異なる形状をしておりエンジンの点検リッドの形状が日野と同じ左右分割型から一枚のリッドに変更しています。
1999年12月撮影 
大阪西鉄観光バス P−MS725S
ふそうMS7シャシーに架装した後期型C−Tで、当時の大阪西鉄では西鉄から多数の車両の譲渡があり自社発注車では大抵の車両が自社塗装となっていましたが西鉄からの譲渡車についてはルーセントカラーのままで社名表記のみ変更していたのが特徴でした。
2000年1月撮影
昭和自動車 U−LV771R
生産台数が少なかったいすゞLV7シャシーに架装した後期型C−Tで昭和バスの場合、西鉄系以外ではJR九州と同じく4メーカ全てのシャシーに架装実績を持つのと1台だけ生産したふそうMS8シャシーにも架装実績をもち梯団輸送に適した仕様でシャシーメーカ問わず冷房装置についてはデンソー製を採用しています。
1999年12月撮影 
ジェイアール九州バス P−RU638BB
日野P−RUシャシーに架装した後期型C−Tで、JR九州も多数の西工の車両を導入しC−Tについては前期・後期合わせれば西鉄・昭和に続き4メーカ全てのシャシーに架装実績を持ち、後期型から現在の塗装を採用し側面窓などに大きな変化が見られました。
2002年8月撮影
西鉄観光バス U−RU2FTAB
日野U−RUシャシーに架装した車両で、セレガのスーパーミドルデッカ(FS)用シャシーを使用しており全般的な生産台数は少なく、西鉄では観光バスの殆どを分離小会社やグループ会社へ移管し西鉄観光では青鳥色に変更するまでは西鉄のルーセントカラーを継承していました。
2004年9月撮影
西鉄北九州観光バス P−MS725S
西鉄の観光バス事業の移管で分離小会社の他にグループ会社にも若干の転籍車両があり、北観では転籍車についてはルーセントカラーをそのまま継承し後に自社発注車についてもこの塗装を採用し、既存の車両についてもルーセントカラーに変更しました。
2004年9月撮影 
阪急観光バス P−RA53TE
阪急バスから分社した直後に導入した車両で当時の阪急バスが保有していなかった日産ディ車を阪急観光が導入し、車両としては西工のC−Tとなり室内には左側後部にトイレを備えた車両も有った事から阪急バスが運行する明石海峡大橋を走行する四国方面への高速バスの続行便に入ることも多かった車両です。
2003年1月撮影
日田バス U−MS726S
日田バスでは以前より親会社の西鉄から多数の車両の譲渡実績があり、この車両は自社塗装を採用した高速車ですが元々譲渡当初観光バスとして使用していた車両の転用は珍しく、主に博多−日田間の高速バスに使用しています。
2002年8月撮影
サンデン交通 P−MS725S
サンデン交通が下関−博多間の高速バスを運行開始した時には車両の新製を行わず全ての車両を観光バスからの転用で賄い、側面にはラッピング方式による全面広告車とした車両でC−Tを架装した車両の大半は日産ディのシャシーに架装した車両だがこの車両に限ってふそうのシャシーに架装した車両となっていました。
2002年8月撮影
丸子観光バス P−MS725S
西工の車体を架装したバスは2003年に当時の日産ディがバス架装を西工に集約するまでは中部地区以東の事業者では導入する事業者も限られ、譲渡事例についても2000年前後から本格的に譲渡する事例が見られましたが殆どがSD−Uで撮影当時におけるC−Tの譲渡は珍しかったです。
2000年11月撮影
都島自動車 P−RU638BB
都島自動車が過去に保有していた日野P−RUシャシーに架装したC−Tで、この事業者においても西工の車両は珍しく側面窓についてはメトロ窓を採用しているのが特徴です。
1996年9月撮影
近江鉄道 P−RA53TE
近江のP−RAは富士重工ボディを架装した車両が大半を占める中、西工ボディを架装した車両についても台数は少ないが並行して導入し、C−Tについては後期型についても導入した実績があり1985年にシャシーが大幅なマイナーチェンジをした時以降に堂に由した前期型と同じ仕様のため、西工では珍しく側面窓がサンダーカット仕様となっています。
1999年6月撮影
大分バス U−RU2FTAB
大分バスの初代C−Tは4メーカ全てのシャシーに架装実績があるが殆どの車両が当時の道路事情から短尺車で導入していたがこの車両については12mの長尺車で、元々は観光バスとして使用していた車両で塗装はそのままで高速バスに転用した車両であるのと前面窓が左右分割式を採用したC−Tも珍しいです。
2002年8月撮影
大分交通 P−MS725S改
大交がAPU線に使用している車両は観光バスから転用した車両が多く、大交についてもC−Tの殆どが道路事情から短尺車で占めている中、ふそうの車両でS型に見られたS尺のホイールベース短縮改造車はC−Tでは珍しいのと転用改造の際に前面に大型の方向幕を新設しています。
2010年7月撮影
亀の井バス U−RU2FRAB
亀の井の観光バスでは長い間日野のシャシーに西工ボディを架装した車両を導入し、57MCの時はC−Uが長尺なのに対し、C−Tについては短尺の車両となり、初代セレガのシャシーを架装した末期に生産した車両で前バンパーにはコーナリングランプを装備しているのが特徴です。
2007年8月撮影