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バリエーションファイル エアロスターK 後期型
京福電気鉄道 U−MP218K
平成元年排ガス規制の時にマイナーチェンジを実施したエアロスターKの標準的な仕様の車両で前後扉については関西地区を中心に導入があり現在の交通バリアフリー法では路線バスとして導入出来なくなっています。
そしてこの車両を撮影した当時は嵐電(京福)がバス事業を直営で運行していた時代で本社所在地でバス事業をしていない珍しい事業者でした。
1997年8月撮影
川崎市交通局 U−MP218K
この車両を導入した当時の川崎市営バスでは市内に工場のあるふそう車といすゞ車のみを導入していた時代の車両でふそうについてはエアロスターKで前照灯についてはオプションとして設定していた角型前照灯を装備している以外はメーカの標準仕様に基づいています。
1997年3月撮影
松本電気鉄道 U−MP218K
松本電鉄が初めて新製冷房車として導入した車両でベージュ色をベースとしたアルピコカラーの採用により正面左側のセーフティウインドを装備しない仕様で
側面の扉横の乗降表示は幕式となり乗降方法の変更が柔軟に対応できる仕様にしています。
2005年8月撮影
神姫バス U−MP218M
U−MP2シリーズの殆どが西工58MCかMBM製エアロスターMで占めていた中、神姫のでは少数派だったエアロスターKでふそう車の場合、ホイールベースが標準尺の車両で導入し、前後扉によるメーカの標準的な仕様の車両になっています。
2000年5月撮影
札幌市交通局 U−MP618N
現在でも路線用車両の側面窓としては珍しいT字窓を持つ札幌市営バスのエアロスターK、旧塗装の車両については2004年に事業撤退するまでこの塗装のまま活躍し現在は事業移管によりJHBへ引き継がれました。
1995年10月撮影
じょうてつ U−MP618N改
北海道の事業者が自社発注車においては珍しい前後扉の車両を導入していたじょうてつのエアロスターKでエアロスターの場合、MもKも共通で長尺車における前後扉仕様については改造扱いによる設定で生産台数も少なくエンジンについては高出力仕様になっています。
1997年10月撮影
東京都交通局 U−MP618K
都バスが都01系統「グリーンシャトル」の初代車両の代替の為に多数導入したエアロスターKで仕様については路線開業後に増車した時の車両と同じ仕様で角型前照灯と社名表示灯、特注のメッキバンパーなど独特な仕様はそのまま引き継がれ廃車後各地に譲渡されたが独特なスタイルはそのままとなっています。
1995年11月撮影 
神奈川中央交通 U−MP218M
運賃支払表示幕や前出バンパー等独自の仕様で大量に導入した神奈中のエアロスターKでこの時になるとホイールベースは標準尺に統一となり、撮影当時は近距離の貸切運用に入っていた時の撮影です。
1995年3月撮影
大阪市交通局 U−MP618M改
1991年に路線バスで初めてとなるリフト付車両を導入した大阪市営バスのエアロスターKで、前後扉を採用し後乗・前降の乗降方法を採用している事からリフトは前扉に装備しオーバーハングを延長して対応した構造で初期の車両については標準尺となっていました。
1995年12月撮影
大阪市交通局 U−MP618P
大阪市営バスが1992年に「コスモシャトルバス」の専用車として導入した車両で長尺・前中扉と通常の車両と異なる仕様で後に地下鉄中央線の一部となるOTS線が1997年の年末に開業するのと同時に廃止となり、日野車については一般車両に転用したがふそう車については全ての車両が廃車となり、一部の車両については輸出されました。
1996年4月撮影