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バリエーションファイル セレガFD 前期型
丸岡バス U−RU2FTAB
1990年に登場した初代セレガのフルデッカにおける標準的な仕様の車両で、現在の京福バスの旧社名だった丸岡バス時代の旧塗装の車両で後に京福電鉄から事業移管によって引き継いだ車両と窓の色など若干異なる部分が見られました。
1996年7月撮影
東京都交通局 U−RU2FTAB
都バスが1993年度(Z代)に5台導入した車両で後に事業移管によって関東バスへ転籍した1990年度に導入した1台と若干仕様が異なり、この5台は現在のガーラに代替するまてぜ終始観光バスとして使用していた車両です。
1997年1月撮影
防長交通 U−RU2FTAB
近鉄グループの事業者を中心にフルデッカでも従来のブルーリボンの時と同様オプションで側面メトロ窓を採用した事例が見られ、防長の場合は自社発注車両については2002年頃まで側面メトロ窓を採用し自社発注した車両以外にもに近鉄から譲渡した車両見られました。
1995年4月撮影
富士急行 U−RU2FTAB
富士急がグループ全体の観光・高速バスで一時採用していたハイランド・ドリーム塗装の車両で新製車の他に昔からのグリーンベルト塗装の車両を中心に既存車両についても塗装変更が行われ、中にはこの車両の様にリゾート塗装から変更した車両についても少数ですが見られました。
1998年8月撮影
三重交通 U−RU2FTAB
三交における初代セレガの高床系車両では導入開始が遅かったのがフルデッカで最初は画像の様な側面固定窓を採用するスリーパーシート仕様で乗車定員39人の「ドリーム37」から始まりその後の三交が導入したセレガの貸切車はスーパーミドルデッカからフルデッカに変更しました。
1995年10月撮影
静岡鉄道 U−RU2FTBB
初代セレガでは2000年のマイナーチェンジでフルエアブレーキが標準採用されるまではフルエアブレーキ仕様の車両を導入する事業者は珍しく、採用した殆どの事業者は現行ガーラまで設定の無かったいすゞの車両以外はフルエアブレーキを採用している事業者で占めていました。
1995年3月撮影
箱根登山観光バス U−RU3FTBB
過去の事業者ですが箱根登山(現・小田急箱根HD)の小会社だった箱根登山観光に登山沿線以外の観光バス事業の事業移管によって引き継いだ車両で自社発注した車両と同じく高出力仕様のフルエアブレーキ仕様は共通ですが直結冷房を採用した自社発注車と異なりサブエンジン式冷房を搭載していました。
1998年5月撮影
名阪近鉄バス U−RU3FTBB
名阪近鉄では倒産した中日本観光からの譲渡車とほぼ同じ時期に2000年に廃業したイースタン観光が少しだけ導入した高出力エンジン・フルエアブレーキを採用した初代セレガを2台だけ譲渡し、譲渡後は観光バスとして使用していたが高出力エンジンだった事から後に2台共に名神高速バスの車両に転用して活躍していました。
2002年11月撮影
北海道旅客鉄道 U−RU2FTAB
1992年にABS規制への対応と冷房に使用している冷媒の芯冷媒への変更を実施する一部改良と同時にオプションとしてセーフティアイ(追突警報装置)が設定され一部の事業者で採用が見られ、装置の関係で前面のナンバープレートはやや右側に移設したのが特徴です。
1995年10月撮影
近畿日本鉄道 U−RU2FTAB
近鉄では過去に松原線の一部の系統用に観光バスから路線バスに転用した車両が在籍していたときがあり、座席配置を若干変更したほか補助席を撤去し外部にも広告枠を設置するなどの改造を実施した車両で2001年にはUSJへの直通路線バスに使用する為に座席配置を元の配置に戻されたがUSJ線の廃止後は廃車まで松原線の一部の系統に復帰していました。
1999年5月撮影
東京空港交通 U−RU3FTBB
リムジンバスが一時高出力仕様の車両を導入していたときがあり、初代セレガでもホイールベースがT尺の時は全て高出力仕様の車両で空港リムジンバスとして導入したのは一台のみに留まり、他の車両については画像の様に貸切車として導入したが空港リムジンバスの車両と同じくパッケージタイプの直結冷房を採用し床下のトランクルームのリッドについてもスライド式を採用している事からフェンダーアーチの形状もFS用になっています。
1999年8月撮影
ジェイアールバス関東 U−RU3FTAB
JR関東が1台だけ導入した直結冷房仕様の車両で元々は空港リムジンバスとして使用できる用にした車両として導入したが殆どが高速バスとして活躍し、パッケージタイプの直結冷房を搭載しているが床下のトランクルームのリッドは上下スイング式を採用しているがフェンダーアーチの形状がスライド式トランクリッドを採用している車両と同じFS用のフェンダーアーチとなっています。
1999年7月撮影 
名古屋阪神観光バス U−RU2FTAB
ブルーリボンの時と同様、1998年まで初代セレガにも側面窓のサンダーカット仕様がオプションとして設定され、ブルーリボンの時と比べて装着する事業者は珍しかったのと更にこの車両に搭載している冷房装置ついてもオプションとして設定していたユニット床下搭載の分散式直結冷房(インテグレートゾーンエアコン)を搭載しており、非常口下に設置している外気導入口が特徴です。
1994年11月撮影
エルム観光バス U−RU3FTAB
ブルーリボンの時からエルム観光が特注で導入した車両で通常のフルデッカをベースに側面前方をグランシアターと同じ傾斜窓・傾斜床にした車両でこの時までに導入した車両については傾斜部分以外の窓については逆T字窓を採用し冷房装置についてもこのエルム観光が導入したグランシアターと異なり標準仕様のサブエンジン式を搭載しています。
1995年12月撮影
山交バス U−RU2FTAB
山交が初期に導入した固定窓仕様のセレガを観光バスから高速バスに転用した車両で高速転用改造を施工した時に前面の社名表示灯を撤去して小型の方向幕を新設したのが特徴ですが後に前面窓の中にLED方向幕を新設するなど独特な外観をもった車両です。
2007年7月撮影
一畑電気鉄道 U−RU2FTAB
現在は持株会社制に移行しバス事業は全てグループ会社に移管した一畑電鉄の車両は1990年代半ばまで自社発注の貸切車については前面の社名表示灯を装着しないのが同社の標準的な仕様で初代セレガについてもこの様な車両は全国的に見ても珍しかったです。
1999年4月撮影
東京近鉄バス U−RU2FRAB
東京近鉄(現・東京バス)では上高地の釜トンネルが旧トンネルだった時代は全長が制限され通行可能な車両としては最も全長が長い11.5m級の短尺車で初代セレガではフルデッカでは珍しい短尺車を上高地対応車として導入し、導入した地区も限られ生産台数が少なかったので1994年のマイナーチェンジで設定廃止となっています。
1994年7月撮影
熊野観光バス U−RU2FRAB
2006年に熊野交通と合併した熊野観光(旧・南紀交通)の初代セレガでこの事業者におけるフルデッカでも珍しい短尺車を採用し、一部の車両については定期観光用の路線車に転用した車両も見られる中殆どの車両は観光バスの主力として運行しています。
2001年12月撮影