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バリエーションファイル セレガFS 後期型(1)
那覇交通 KC−RU3FSCB
初代セレガのフルサイズ車でもGシリーズやFD(フルデッカ)と異なりFS(スーパーミドルデッカ)においてはこの時のマイナーチェンジが初めてのマイナーチェンジとなり、標準仕様における標準的な仕様の車両で、ホイールベースの変更など各部分で従来の車両と大幅に異なった仕様となりました。
1999年2月撮影
富士急行 KC−RU3FSCB
富士急では1997年以降に導入した初代セレガについてはFDからFSに変更となり、最初のグループではリゾート塗装・トイレなし仕様の車両で仕様については標準仕様の採用ですがFDの時に対して各部分に仕様変更が見られ窓の色も緑色着色窓になりました。
1997年7月撮影
京王電鉄 KC−RU3FSCB
京王では一時導入いるバスのメーカが限定され、中央道特急バスの車両については初代セレガが様々な仕様の車両が纏まった台数導入され、京王の初代セレガはFDからFSに変更となり仕様面では中央道特急バスによく見られる仕様を採用せず、トイレ付車両についても標準位置に非常口を装備しています。
1998年11月撮影
仙台市交通局 KC−RU3FSCB
SATが開通するまで仙台駅から仙台空港までの空港リムジンバスを仙台市営バスが運行していた時の車両で、最後に導入したのがこのセレガFSで、側面窓はT字窓を採用しているがFM(ミドルデッカ)の廃止から1998年のマイナーチェンジまでは廉価仕様このFSのみとなります。
2004年7月撮影
三重交通 KC−RU3FSCB
三交のA特急車両(近距離高速用車両)では新旧問わずセレガが多数導入され、初代セレガのFSについては三交における初代セレガで唯一1990年から2005年まで用途問わずに導入しましたが高速用の車両についてはFMが廃止となってから導入し、特にKC−規制では2台のみに留まり、側面方向幕の位置に特徴があります。
2010年2月撮影
伊予鉄南予バス KC−RU3FPCB
道路事情の関係で短尺車が普及していた四国地区でもフルサイズの大型観光バスは排ガス規制が短期規制になると長尺車を導入するのが基本となり、セレガFSではこの時のマイナーチェンジで短尺車についてもホイールベースの短縮と燃料タンクの移設を行っており短尺車でも従来の車両と区別が付きます。
2010年11月撮影 
九州産業交通 KC−RU3FSCB
当時の九州産交が九州島内の昼行高速用に導入した車両で、セレガFSでは珍しいホイールベース右側中央トイレと偏心3列座席を採用しているのが特徴で、初代セレガではホイールベース短縮後に生産した右側中央にトイレを備える車両で床下仮眠室を装備していない車両によるトランクリッドは標準サイズのリッドが採用され、セレガFSについても左側のトランクリッドはトイレなし車両と同じ標準サイズのトランクリッドとなります。
1995年9月撮影
ジェイアールバス関東 KC−RU3FSCB
JR関東では新製当初に配属する支店や営業所によって仕様が異なり同じ車両でもバリエーションが豊富となり、初代セレガでは納入コストを重視し1997年から2002年に掛けて導入した車両については殆どがFSの廉価仕様をベースに採用され、画像の様なスイング扉の車両は珍しい仕様でした。
1998年5月撮影
昭和自動車 KC−RU3FSCB
九州の一部の事業者では日野やいすゞのフルサイズ大型観光・高速型車両で標準採用としているISO規格の10穴ホイールから特注でブレーキユニットごとJIS規格の8穴ホイールに変更する事業者が見られ、昭和バスでも自社発注による貸切車として導入したセレガの一部にこの仕様が見られました。
1998年11月撮影 
三鷹市 KC−RU3FPCB
三鷹市が以前に保有していたセレガFSで、車体左側後方に車椅子乗降用のリフトを備えた車両で、地方自治体でこの様な車両を保有している自治体は見られますがこのクラスの車両は珍しく、後方リフトの場合は中央リフトの車両と比べて床下のトランクスペースが広く確保できるが全体的には珍しい仕様の車両です。
2008年1月撮影