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バリエーションファイル エアロクイーンT 後期型
福井鉄道 KC−MS822P
1998年に生産拠点の移転統合によってMBM(現MFBM)で製造する事になったクイーンTの後期型で主に車体構造の強化が中心でこの車両は1999年に騒音規制が強化してから製造した車両で導入当時の福鉄による12m観光バスは殆どがクイーンTで導入していました。
2000年1月撮影
東野交通 KC−MS822P
1998年の生産拠点統合後に製造したクイーンTでこのクラスの車両としては珍しく冷房装置のメーカが自由に選択する事ができるオプションがありメーカオプションでデンソー製の冷房装置を搭載した仕様で外観でも冷房装置周りの外気導入ルーバとサブエンジンのラジエータグリルの形状が異なっています。
2000年7月撮影
阪急観光バス KC−MS822PA
2000年の一部改良まではブレーキがエアオーバー式とフルエア式の両方が設定されふそうは他のメーカよりフルエアブレーキの設定車種が多く阪急観光でもMS8シリーズになってから採用したが関東・関西地区を中心に需要があるが生産統合後における後期型の中で平成6年排ガス規制車では導入台数が少なかったです。
2000年8月撮影  
帝産観光バス滋賀 KC−MS822P
帝産グループの車両の仕様については基本的に各社共通仕様となっていますが帝産湖南から観光バス事業分社した帝産滋賀の車両のみ独自の仕様で導入されこの時のニューエアロシリーズでは正面の社名表示灯を非装着ですが滋賀の車両に限って方向幕を装備しているのが特徴です。
2000年11月撮影
札幌観光バス KC−MS822P
ニューエアロシリーズでは発売当初のモデルは正面の社名表示灯がオプションでありこの1998年のマイナーチェンジモデルのデモカー(撮影用特別仕様車)も装備されずに製造され実際には発売当初に社名表示灯を装着しなかった事業者を中心に標準化後もこの様に非装着にした車両もあります。
2006年6月撮影
福島交通(福島) KC−MS822P
高速バスの続行運用への対応したトイレ付車両で室内は一部回転座席とした4列仕様でトイレより後方では左右の座席のピッチが異なる観光バスとしては珍しい座席配列となっています。
1998年8月撮影
弘南バス KC−MS822P
クイーンTに設定している夜行都市間高速仕様「ハイウェイライナー」の標準的な仕様の車両で生産拠点変更前も含めこの時からディスタンスウォーニング(追突警報装置)が標準装備となり外観も少し変更され主に夜行高速バス初期の車両の代替に導入する事業者が多くいました。
2001年4月撮影
相模鉄道 KC−MS822P
相鉄が導入したクイーンTの夜行都市間高速仕様の「ハイウェイライナー」で冷房装置をオプションで設定しているデンソー製の冷房装置を搭載した車両でこの当時では観光用より採用例が少ない時代でデンソーの冷房装置を搭載した高速車は珍しい仕様でした。
2001年5月撮影
中国ジェイアールバス KC−MS822P
この時から追突警報装置が標準装備となった夜行都市間高速仕様である「ハイウェイライナー」で標準装備となった追突警報装置の非装着オプションも設定され一部の事業者でこの様な仕様の車両も導入されました。
2001年5月撮影
松本電気鉄道 KC−MS822P
松電が中央道高速バスの新宿−白馬線を開業した時に中央道高速標準仕様で導入したクイーンTをラッピング方式で専用車両にして一目でわかる様にしています。
そして松電でも後期型ニューエアロシリーズからホイールをオプション設定しているISO10穴仕様に変更しています。
2003年5月撮影
ジェイアール東海バス KC−MS822P
JR東海バスが1999年に一台だけ導入した後部トイレ仕様の高速用スーパーハイデッカで東名・名神用の車両と異なる仕様で名古屋−金沢線にほぼ限定運用し非常口の位置もやや前方に移設した中央道高速バスの標準仕様に近い室内となっています。
1999年5月撮影
阪神電気鉄道 KC−MS822P
一時のOKKと並んで空港リムジンバスにスーパーハイデッカを導入していた阪神の関空リムジン専用車両でトイレなしの4列シート11列配置と観光バスの標準的な室内で特徴のあるカラーリングをしています。
2000年1月撮影