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バリエーションファイル セレガFS 後期型(2)
北海道中央バス KC−RU3FSCB
1998年に平成10年騒音規制への対応と内装を一新したセレガFSの標準仕様における標準的な仕様の車両で、この時から中央バスでは一時的だが初代セレガの高速車についてFDとFSの二種類を併用して導入し、FSの場合は殆どの車両がトイレを装備していました。
2000年10月撮影
近鉄バス KC−RU3FSCB
1998年のマイナーチェンジモデルによるセレガFSの廉価仕様における標準的な仕様の車両で、近鉄が2000年に濃飛バスと共同運行で運行開始した大阪−高山間の高速バスにおける近鉄側の車両で1台のみの導入に留まった車両です。
2000年5月撮影
ジェイアール東海バス KC−RU3FSCB
2000年から2002年にかけてJR東海バスが東名・名神ハイウェイバス用に導入したセレガはFSの標準仕様の車両が導入され、仕様としては標準仕様で座席配列や基本的な仕様については前後に導入したFDと同じ仕様となっています。
2000年3月撮影
信南交通 KC−RU3FSCB
高速用車両は基本的に高出力仕様の車両を採用している信南が一時導入していたセレガFSで、エンジンの選択が不可能なため信南の車両として珍しい標準出力仕様の車両ですが最前列の窓だけが逆T字で開閉可能な側面窓や通常とは異なる非常口位置など長野県の事業者によく見られた仕様の車両です。
2000年4月撮影
秋田中央交通 KC−RU3FSCB
2002年に事業停止したMBCラインが保有していた車両は事業停止した当時では高年式車両を多数保有していた為、全国各地の事業者への譲渡事例が見られ大半の車両は前面左右分割窓・側面メトロ窓の廉価仕様で譲渡後は近距離の高速バスや空港リムジンバスに使用した事業者もあります。
2000年12月撮影   
なの花交通 KC−RU3FSCB
セレガFSにおいても車椅子対応のリフト付バスを導入した事業者が見られ、なの花交通が保有するこの車両については廉価仕様をベースにした車両で、車体の左側後方に車椅子乗降用の扉とリフトを備えた仕様の車両で、FSについてはユーザ独自の仕様となっていました。
2002年6月撮影
はくろ観光バス KC−RU3FSCB
セレガのFSでは珍しい側面固定窓仕様の車両で、室内も一部回転座席を採用しているほか、車体後部にトイレとサービスカウンタを並列に配置した長野県の事業者における高速用車両の後方と似たレイアウトの車両で、非常口についても通常と異なる位置に設置しています。
2003年11月撮影
備北交通 KC−RU3FSCB
初代セレガでFSにおける直結冷房車はTHS/HIMRに限って標準採用でしたが導入した事業者は少ないものの通常のFS(スーパーミドルデッカ)においても特注で直結冷房を搭載した車両で、備北交通が高速バスに採用した車両ではデンソー製のパッケージ式直結冷房を搭載しています。
2000年5月撮影
濃飛乗合自動車 KC−RU2PPCR
1998年に高出力仕様のハイブリッド車として初代セレガにHIMRが追加設定され、仕様としてはFSの標準仕様をベースにし対墓の車両は中・長距離路線用として導入し、大型観光・高速仕様の車両としては日産ディのP−RA46以来となるターボ付直列6気筒エンジンを搭載し、直結冷房を搭載した短尺車のみの設定としていました。
2006年8月撮影
トヨタ自動車 HM−RU2PPER
2000年に平成11年排ガス規制へ適合させる為にマイナーチェンジを行ったセレガは前面形状の変更を行ったがHIMRについては生産拠点を小松に移転するまでに生産した車両については前面形状の変更を行わず平成6年排ガス規制の時と同じ外観で生産していました。
2004年5月撮影