前に戻る
バリエーションファイル 中型B 後期型 ワンステップ(2)
小湊鉄道 KK−RM252GSN
日産ディのシャシーに架装した中型Bのワンステップ車で、小湊では富士重工の車体を架装した車両については対応できるメーカ全ての車両を導入していたが西工の車体を架装した車両については日産ディ(ふそう向けOEMも含む)のみに留まり、この時に導入したワンステップ車は交通バリアフリー法施工後の車両としては珍しいリーフサス仕様となっています。
2005年5月撮影
熊本バス KK−LR233J1
いすゞのシャシーに架装した中型Bで、殆どの車両が交通バリアフリー法施工後に架装した車両で占めていますが熊本バスが導入したこの車両は交通バリアフリー法施行前に導入した為、扉形状が前中折戸の組み合わせを採用しており九州島内の中型路線車では珍しい扉形状となります。
2005年9月撮影
大分交通 KK−RJ1JJHK
導入した事業者はほぼ九州島内の事業者で占めていた日野のシャシーに架装した車両で、長期排ガス規制適合車における3メーカの中で唯一ラジエータグリルが左側に設置しているのが特長であり、大交では2004年からLED方向幕を採用し、日野のシャシーに架装した西工ボディ架装の中型路線車両についてはこの時の導入が最後の導入となりました。
2010年7月撮影
西日本鉄道 KK−RM252GSN
西工の親会社だった西鉄が長期排ガス規制に適合した中型路線車両については全ての車両が日産ディのシャシーに架装した中型Bを導入し、扉配置については大型車と同じ前中四枚折戸を採用しているのと冷房装置についてはビルトインタイプの冷房装置になります。
2004年9月撮影
西日本鉄道 KK−RM252GSN
西鉄が2008年から運行を開始した福岡市内の主要観光地や博多・天神などを巡回する路線バス「ぐりーん」の専用車で2002年式の中型車両4台を専用車両としてリニューアルを行い、室内についても木製の座席など独特な仕様の車両となっています。
2012年8月撮影
昭和自動車 KK−LR233J1
西工が架装した中型車を複数のメーカのシャシーで導入した昭和バスの車両で、長期排ガス規制に適合した車両から扉配置が前中折戸から前中引戸に変更したのが特長でこの時から昭和バスでは日産ディのシャシーに架装した車両も導入し、側面窓についても最後部以外は観光・高速型車両の標準的な側面窓となるT字窓を採用しています。
2008年7月撮影
西武バス KK−RM252GAN改
日産ディのKK−RMワンステップ車についてはホイールベースが長尺車のみの設定であり、西武では従来の日産ディ中型車によく見られたホイールベース短縮改造車が導入され、超低床車および西工の車体を架装した車両でもホイールベース短縮改造車が纏まった台数の車両を導入しました。
2012年5月撮影