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バリエーションファイル エアロクイーンT 後期型(2)
北海観光バス KL−MS86MP
2000年に一部改良を実施したクイーンTの標準的な仕様の車両で北海道の観光バスとしては珍しく正面に方向幕を備えていないこの車両はJALのツアーオペレーション専用車でバスについては2002年のCI以降はタイトルのみの変更となり窓の色も標準的な緑色着色窓です。
2003年6月撮影
浜松観光自動車 KL−MS86MP
冷房装置をメーカオプションで設定しているデンソー製の冷房装置を搭載した車両で外観でも外気導入ルーバやサブエンジンのラジエータグリルの形状が異なるのが特徴で浜観の様に以前から導入している事業者の他に年式が新しくなる程装備率が高くなっています。
2002年9月撮影
七尾バス KL−MS86MP
ニューエアロシリーズによるISO10穴のホイールはメーカオプションとして設定されこちらもデンソー製冷房装置と同様に年式が新しくなる程装備率が高くなりまた日野やいすゞの車両と併用している事業者にとってはホイールの予備品が共通で使えるなどコスト面でも有利です。
2007年12月撮影
関東自動車(栃木) KL−MS86MP
この車両はニューエアロシリーズで装備率が高くなったメーカオプションで設定しているISO10穴ホイールとデンソー製冷房装置を同時に装備した車両で他の部分についてはメーカの標準仕様に基づいた車両であり側面の窓も緑色着色窓となっています。
2004年11月撮影
関東鉄道 KL−MS86MP
関鉄が始めて運行した夜行高速バス「よかっぺ関西」の専用車両でクイーンTの夜行高速仕様である「ハイウェイライナー」の標準的な車両で正面に装備している追突警報装置(ディスタンスウォーニング)は標準装備品となり装備しているのも珍しいです。
2001年4月撮影
新潟交通 KL−MS86MP
上の画像の車両と同じくクイーンTの夜行高速仕様である「ハイウェイライナー」でLED方向幕を採用しオプションとして設定しているデンソー製冷房装置を搭載した車両です。
新交の車両は途中からバンパーの色を黒色から車体色に変更した車両で従来の車両と少し異なった感じがします。
2005年7月撮影
羽後交通 KL−MS86MP
羽後交通の夜行高速バスは今までボルボシャシーの富士重車を導入していたが車両の生産中止によって導入したのがこのクイーンTのハイウェイライナーで殆どの車両はこの様に追突警報装置をオプションで非装着にして導入をしていました。
2004年4月撮影
ジェイアールバス関東 KL−MS86MP
クイーンTの夜行高速仕様「ハイウェイライナー」にメーカオプションでデンソーの冷房装置やISO10穴ホイールを装備した車両でこの時から方向幕はLED式となりJR関東ではこの時を最後に数年間夜行高速用スーパーハイデッカの導入がない時期に入った関係で少しのみの導入となっています。
2001年5月撮影
名古屋観光日急 KL−MS86MP
2000年に開催した商用車ショーに商用車分割前の三菱自が出品したクイーンTのショーモデルを譲渡をした車両で当時の塗装をベースに専用塗装で導入当初は「ポーラースター」の名称はなく特徴だった中扉は締め切りとなっています。
2001年11月撮影
三重交通 KL−MS86MP
従来はいすゞや富士重工の車両を導入していた三交の東京方面への高速バス車両もこの時からふそう車の導入が始まり夜行高速仕様の「ハイウェイライナー」をベースに4列シートへ変更した独自の仕様で側面の窓についても珍しくなった逆T字窓を採用しています。
2001年5月撮影
松本電気鉄道 KL−MS86MP
松電が最後に導入した中央道特急バス共通仕様によるスーパーハイデッカで標準と異なる非常口の位置や長野県の事業者に多くみられた最前列の窓だけの開閉窓の特徴はそのままでこの時から方向幕を路線バスで多く見られる様になったLED方向幕を採用する様になりました。
2001年8月撮影
帝産観光バス KL−MS86MP
東海道主要都市に事業所を展開する帝産観光のクイーンT「メーティア」で初期生産したニューエアロクイーンでクイーンTだけ途中から正面の社名表示灯が標準化されたが一部の事業者では社名表示灯を非装着にした車両で初期に生産したクイーンTに近い感じがします。
2002年11月撮影