国内初の小型ハイデッカバスとなったレインボー７Ｍの上級仕様であるロイヤルサルーンＥＸ」の標準的な仕様で側面窓も濃色の固定窓となっています。
そして名阪近鉄の小型バスも初期導入車は中・小型観光バス塗装を採用せず当時の大型観光バスと同じ塗装を採用していました。
1995年10月撮影
導入当時では愛知県の名鉄グループの事業者では唯一日野車を導入していた豊田観光が導入した車両で、同時期に併用して導入したミディＭＪに対してハイデッカになる等高級的な仕様でした。
1995年10月撮影
この二世代目のレインボーはバスとしては珍しくなったメッキのバンパーがオ
プションとして設定され少数ではあったが採用する事業者もこの様に見られました。
1995年7月撮影
昭和５８年排ガス規制車が生産していた当時でエアサスを採用した７ｍクラスの
観光バスは日野かふそうしか設定がなくこの様に７ｍ者に限ってレインボー７Ｍ
を導入する事業者もありました。
1999年2月撮影
小型バスの固定サロン仕様でありながら客席２２席を確保したＧＣＴサロンの
レインボー７Ｍで、現在としては珍しい土足禁止車両でもあります。
レインボー７Ｍは後に出る二代目レインボーと異なり正面の社名表示灯は標準装備となっているがこの様に装着していない車両もあります。
1995年9月撮影
レインボー７Ｍの標準型観光仕様のグレードである「ロイヤルサルーン」ではメ
ーカ標準仕様では６列補助席付と７列補助席無が設定されカタログには掲載
されなかったがこの様にＴ字窓もオプションとして用意していました。
2001年8月撮影
１９９０年代前半には小型限定で事業を開始する事業者が多数発足し車両についてもひとつのメーカに限定せず比較をしながら複数のメーカの車両を最初に導入する例も多数見られました。
1999年8月撮影
京阪バスが定期観光用の路線車両として導入したレインボー７Ｍで路線車両
としては珍しく正面の方向幕を装備していないのが珍しいです。
そしてレインボー７Ｍの観光用の普及仕様である「ロイヤルサルーン」の正面窓はこに様な左右二分割窓が標準仕様です。
2003年7月撮影
大阪の中・小型観光バス専業事業者である東豊観光では以前から日野とふそ
うの車両を併用して導入しています。
この車両はレインボー７Ｍで補助席付車には標準、補助席無車にはオプションとして設定していたメトロ窓を装備しています。
1995年6月撮影
この車両は西郡観光が発足した当時から保有している車両で、メトロ窓＋濃色
ブルーガラスといったオプションの窓仕様の他に車体後方には特注で装備した
大型のリアスポイラーを装備しています。
1996年1月撮影
中鉄が高速バス用として製造した車両で観光仕様の廉価グレードである「スーパーデラックス」をベースにしています。
導入当時では小型バスとしては珍しかった高速バスですが一時撤退後はこの様に定期観光バスとして活躍していた時期もありましたが現在は再び高速バスに復帰しています。
2000年5月撮影
常磐交通グループの中・小型観光バス専業事業者である常交中小型のこの車両はレインボー７Ｍのカタログには記載されなかった逆Ｔ字窓仕様で、殆どの車両が保安基準変更後の製造の為大抵は補助席を装備していない車両となっています。
2002年9月撮影
珍しい７ｍクラスのバスによる車椅子対応のリフトバスでレインボー７Ｍのアンダーフロアシャシーレイアウトを活かして車体後部に車椅子専用の観音扉を装備した珍しい仕様です。
1998年5月撮影
本来なら普通乗合登録になるレインボー７Ｍですが、車両総重量が８屯を超過し大型登録になった車両で側面にウインカーレンズが増設していないので車両登録時の計測で大型登録になったものと考えられます。
2003年11月撮影
１９８８年に開催したならシルクロード博の時の連絡バスとして製造したオープンデッキ付のバスで後に色々と転用されましたが中扉の構造が独特な形状をしていたのが原因で殆どの車両が退役しています。
車両としてはレインボー７Ｍのアンダーフロアシャシーを活かして後部を延長した上にガラス付のオープンデッキを新設したスタイルです。
2002年4月撮影