エアロバス スタンダードデッカ 後期型(1)  
●ニュー東京観光バス
P−MS725N 1996年5月撮影
車両概要
1988年9月に二回目となるマイナーチェンジを実施した初代エアロバスのスタンダードデッカで、仕様としては廉価仕様のみの設定であるがオプションを装備する事によって標準仕様とほぼ同じ仕様にする事が可能なことから前期型と同様、多数の事業者で様々な用途に活躍しました。
車体内容
外観についても同じ初代エアロバスでもハイデッカについては様々な部分に仕様変更が見られましたがスタンダードデッカについてはホイールベース間のレイアウト見直しを実施しなかったためトランクの寸法の変更は無く、オプションで角型前照灯を装備した場合に限りハイデッカと同じ新設計の前バンパーが装着されるのを除けば外観における唯一の変更点となるのが右側後方に設置しているラジエータグリルの形状のみにとどまっています。
エンジン概要 
エンジンについては標準出力仕様ではV型8気筒の8DC9型を搭載し前輪車軸懸架仕様に従来から設定していた低出力仕様の8DC8型についてはこの時から改造扱いの設定に変更しています。
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