エアロバス ハイデッカM(2)
●福井鉄道 
U−MS726S 2000年10月撮影
車両概要
1990年に平成元年排ガス規制に適合させる目的とした一部改良を実施した初代エアロバスでは1988年のマイナーチェンジの時に追加設定した前面をスーパーハイデッカのエアロクイーンMと同じ形状にしたハイデッカM(通称・クイーンバージョン)も同時に一部改良されこの時からハイデッカMを導入する事業者も目立ちました。
車体内容
車体関係の仕様についてはごく僅かの初期生産車両以外ではクイーンMと同様前面左側に設置していた乗降扉の外部操作スイッチの位置がバンパー左側に移設したのが最大の特徴であり、他の部分ではオプションでデンソー製冷房装置を採用した車両については途中から冷房装置の仕様が変更となっている関係で冷房部分の形状も若干変更しています。
エンジン概要
エンジンについては2種類のV型8気筒エンジンを採用し、標準出力仕様については8DC9型に代わって排気量を若干引き上げた8DC10型を搭載し、改造扱いとして設定していた高出力仕様については従来と同じ8DC11型を搭載し1992年4月以降に生産した車両については法規義務によりABSを標準装備としています。
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