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バリエーションファイル 初代エアロバス ハイデッカM(2)
千葉交通 U−MS726S
平成元年排ガス規制への対応により一部改良をした初代エアロバスのハイデッカMにおける標準的な仕様の車両で、乗降扉の外部開閉操作スイッチがバンパー左側に移設したのが特徴でうり、このハイデッカMを京成グループで保有していたのは千葉交が貸切車として納入したのが唯一の納入事例です。
2000年12月撮影
名鉄西部観光バス U−MS729S改
1999年に当時の一宮観光が瀬戸観光・岐阜観光と合併して発足した名鉄西部観光の既存車両による塗装変更車でこの塗装に塗装変更した車両は少なく合併した各社の車両仕様が乗車定員以外は異なる部分が多く見られ、この車両は瀬戸観光から合併引継した車両で改造扱いで設定していた高出力仕様の車両です。
1999年7月撮影
徳島西部交通 U−MS726S
ことでんグループの徳島西部交通の車両は一時コトデンバス(現・ことでんバス)と異なる車両を導入していた時期があり、塗装については旧塗装の時代もコトデンバスの旧塗装に基づいたデザインであり、四国全体ではこの初代エアロバスのハイデッカMを導入した事業者は珍しかったです。
2001年8月撮影
福井鉄道 U−MS726S
初代エアロバスの冷房装置については標準装備の菱重製の他にメーカオプションとしてデンソー製の冷房装置を搭載した車両であり、デンソー製の冷房装置については生産途中で冷房装置の仕様が変更となりこの車両の場合は仕様変更前の冷房装置を搭載しています。
1996年2月撮影
都タクシー U−MS726S
京都の都タクシーが1994年頃に譲渡した初代エアロバスのハイデッカMで、この車両は遠鉄が導入したエアロバスのハイデッカとしては珍しい菱重製の冷房装置を搭載していたのが特徴であり遠鉄がクイーンUの導入によって僅か4年で代替した車両で冷房以外でも遠鉄の初代エアロバスと異なる仕様をしていました。
2000年12月撮影
中国ジェイアールバス U−MS726S
初代エアロバスのハイデッカMによる高速バスの車両の大半は生産終了後に貸切車などからの転用改造した車両が多い中でCJRは陰陽連絡の高速バスを中心に多数の車両を高速バスとして新製し、基本的にはトイレを装備していない座席定員重視とした仕様の車両でした。
2000年5月撮影
神姫バス U−MS726SA
1998年に明石海峡大橋が開通した時に本州から四国や淡路島との間を結ぶ多数の高速バスが運行開始となり、運行する事業者では車両の新製の他に転用車両も多くの事業者で見られ、神姫では中国ハイウェイバスの車両の他に観光バスから転用した車両も見られました。
2000年8月撮影
名鉄バス U−MS726S
2005年に愛知県で開催した万博のシーズン中に会場への臨時直行バスが各地から運行し、名鉄では車両が不足する事から大鉄・おんたけ・クレハ観光から貸切車を万博開催期間中の間にリースした車両で社名表示灯の表記変更のみで名鉄バスセンターからの会場直行バスに使用していました。
2005年4月撮影
東急鯱バス U−MS726S
MS7シリーズでは平成元年排ガス規制の対応した車両にオプションでISO規格の10穴ホイールが設定され、生産台数は少なく鯱バスでは92年ごろに一回だけ初代エアロバスのハイデッカMを導入したことがあり、導入当初はMS7系列のスーパーハイデッカと同じ塗装をしていたが更新修繕後は通常の塗装に変更しました。
1999年10月撮影
名古屋観光自動車 U−MS726S
当時の名観グループ4社(名観・日急・三河・サンライズ)の初代エアロバスの大半の車両では独特な円盤型アンテナとルーフスポイラーを装備していたのが特徴ですが平成元年排ガス規制に適合した車両は導入した台数が少なく、1990年に導入したこの車両が特徴だった二点を装備した最後の車両となり、補助席を装備する車両で側面窓の保安基準変更後に導入した車両については側面窓にメトロ窓を採用していました。
1996年11月撮影
岐阜乗合自動車 U−MS726N
初代エアロバスのハイデッカMについても標準出力エンジン搭載車については通常のハイデッカと同様短尺車の設定があり、大半の車両は名鉄グループの事業者たで占め、岐阜バスでは2台だけ導入し後に岐阜バス観光や岐阜バスコミニュティに転籍し、岐阜バスコミニュティに転籍した車両は高速バスに転用されました。
2000年7月撮影
京急観光バス U−MS726N
首都圏の事業者では珍しかった上高地の釜トンネルの旧トンネル走行対応車両を保有していた京急観光のハイデッカMで、元々この車両は京急観光が日本観光興業だった時に自社発注した車両で現在は廃業している京急観光だが社名を変更する直前に京急と同じ塗装となりました。
2000年12月撮影