ＫＣ－ＭＪ６２９Ｆ 1998年9月撮影
１９９５年に平成６年排出ガス規制（短期規制）へ適合させる為に一部改良を実施したエアロミディＭＪのスタンダードデッカで、１９９３年に大幅なマイナーチェンジを実施して間もない事から法規対応等の一部改良に留まり、１９９８年にも一部改良を実施しています。
車体内容
基本仕様については１９９３年の大幅なマイナーチェンジを実施した時の車両と比べて車体色の純正色の変更以外は見られず、１９９８年の一部改良で冷房装置を１９９５年の年末にハイデッカに追加設定したデンソー製のコンデンサ一体型の直結冷房の採用やステアリングホイールの形状の変更等が見られ、グレード構成についても観光仕様は標準仕様のエクシード、廉価仕様のロイヤル、自家用仕様にデラックスのグレード構成は変更がなく１９８８年の発売開始から２００４年のモデル廃止までグレード構成は変化が見られなかったです。
エンジン概要
搭載するエンジンについては１９９３年の大幅マイナーチェンジモデルと同様にエアサス車とリーフサス車では異なる仕様のエンジンを搭載し、何れも中型車用で排気量８．２リッターの直列６気筒ＯＨＶエンジンでエアサス車には４バルブ仕様の６Ｄ１７－Ⅰ型、リーフサス車には２バルブ仕様の６Ｄ１７－Ⅱ型を搭載しています。