セレガFD 後期型(2) 
●大川自動車 
KC−RU3FSCB 2003年9月撮影
車両概要
1998年に平成10年騒音規制への対応と同時に基本内装を一新するマイナーチェンジを実施した初代セレガのフルデッカで、仕様についても廉価仕様と更に基本装備を省略しスーパーミドルデッカ(FS)の廉価仕様より安価で納入が可能なスタンダード仕様が新たに追加設定する等仕様面についても充実化させました。
車体内容
車体関連については運転席周辺を除く室内の変更が主な変更点で外観については従来と同じ仕様となり、スタンダード仕様については同時に追加設定となった廉価仕様より冷房の仕様変更やニーリング装置の省略が主な特徴で外観についても殆ど廉価仕様と同じ外観を持つのとオプションで設定している追突警報装置についても後にユニット自体を小型化し前面ナンバープレートの移設の必要がないニューセーフティアイも設定された程度となります。
エンジン概要
エンジンについては騒音規制強化前と変更はなく、二種類のV型8気筒NAエンジンを採用し標準出力仕様についてはF20C(F−U)型、高出力仕様についてはF21C(F−W)型を搭載しスタンダード仕様以外では納入台数は少ないものの2000年のマイナーチェンジで標準装備となるフルエアブレーキ仕様をオプションとして設定していました。
バス・グラフティの表紙へ 日野編のもくじへ アルバム1へ