ニューエアロバス ハイデッカ 最終型
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●名鉄東部観光バス 
PJ−MS86JP 2006年1月撮影
車両概要
2005年8月に排ガス規制の関係で一旦販売休止となったニューエアロバスが10月に入ってから販売を再開し、この時からニューエアロバスにおいてはスタンダードデッカは廃止となりハイデッカのみの設定で他社の同じクラスの車両と異なり再開当時では既に古い排ガス規制となる平成16年排ガス規制(新短期規制)に適合し、外観についても灯火器の保安基準変更やホイールベースの短縮等1997年12月以来のマイナーチェンジを実施し、2007年の大幅なマイナーチェンジを実施するまで生産していました。
車体内容
この時のマイナーチェンジにおいても基本的な仕様は標準仕様のEX仕様と廉価仕様で昼行高速用と空港リムジン用等の推奨仕様も設定しいるSA仕様があり、基本的な仕様については1992年の発売当初から変わらないが外観においては灯火器の保安基準変更に伴いサイドリフレクタの新設およびテールランプの形状変更が行われ、廉価仕様のSA仕様については前提の昼行高速用等の推奨仕様以外における前面の社名表示灯以外で装着率が高かったオプションの標準化等の変更点が見られます。
エンジン概要
エンジンについては排ガス規制の関係で従来搭載していたV型8気筒の8M21型に代わり排気量12.9リッターで大型トラックのスーパーグレートに搭載していた直列6気筒OHC24バルブにCDI式インタークーラ付ターボを採用したエンジン2種類を設定し、標準出力については6M70(T2)型、高出力仕様については6M70(T4)型を搭載しブレーキ関係では廉価仕様のSA仕様についても需要が多かった補助エンジンブレーキシステムのパワータードを標準化しています。
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