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バリエーションファイル SD−U
西日本鉄道 U−MS729S
日本一の長距離になった高速バス「はかた」の増備車で、この時から平成元年規制車になりましたが、基本的な仕様は初期導入車と全く同じです。
1996年5月撮影
西日本鉄道 P−MS729S
白夜行塗装を始めて採用した初代「どんたく」専用車両で室内にはバスとしては珍しいシートバック内蔵型モニターを搭載する等試験的な要素も持ち、窓枠下部の独特な処理もこの頃から始まり西鉄としては珍しくトイレが右側中央に装備しています。
1995年4月撮影 
大阪西鉄観光バス U−MS729S
現在の大阪バスである大阪西鉄も本州では数少ないSD−Uユーザの一社で固定窓仕様の貸切車として導入しました。
この車両は最終生産車の為、前バンパーにコーナリングランプが付いています。
2000年1月撮影 
阪急バス P−MS729S
三代目の「ムーンライト」用車両で、阪急の高速バスで唯一の専用塗装の車両であったがその後の「ムーンライト」用車両には阪急の標準塗装で導入した為、西鉄と同様の専用塗装はこれが最後となっています。
1996年12月撮影 
両備バス P−MS729S
両備バスの高速バス用の車両で福岡行きの「ペガサス」のみが共同輸送先と車両を揃える為に両備バスとしては唯一のSD−Uが導入されました。
このバスは両備の車両としては珍しく3回もの塗装変更をした珍しい車両でもあります。
2000年5月撮影 
亀の井バス P−MS729S
大分交通と共同で運行した大分・別府−梅田間の高速バス「ゆのくに」に導入した車両で路線廃止後に名古屋線である「ぶんご」に転用し「ぶんご」用車両と導入時期が1年異なるだけで室内座席配置・床下レイアウトが全く異なる仕様でこの時期の車両としては珍しく三面方向幕を搭載しています。
1995年1月撮影
九州産交観光バス P−MS729S
元々は九州産交の高速バスとして導入した車両ですが、この当時は新車が導入すれば貸切転用が恒例で塗装変更のみで貸切車に転用した車両です。
この様に繁忙期になると一時的に高速バスに復帰する事もありました。
1996年5月撮影 
大阪空港交通 U−MS729S
SD−Uとしては珍しい夜行高速バス以外の車両です。  
OKKが一時空港リムジンバスにスーパーハイデッカを導入していた事は有名ですが、この車両のみが空港リムジンバスとして導入されず貸切車として使用した後に空港リムジンバスに転用したので窓の色等が異なっています。
2002年4月撮影 
ボン・セジュール観光バス P−MS729S
最近ではバスの耐久性が向上した事によって耐用年数が長くなりこの様に車歴15年以上経過した車両の譲渡も盛んで日産ディが車体調達を西工に統一する以前から少数ですがこの様な譲渡が盛んで通常のトイレなし・4列シート仕様に室内を改装した車両が大半を占めています。
2005年7月撮影