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バリエーションファイル エアロクイーンU 前期型
名鉄西部観光バス KC−MS822P
前期型エアロクイーンUの標準的な仕様の車両で先代モデルに該当するクイーンMVと同様に正面の社名表示灯は装備しないのが基本仕様でMS観光自体MS8シリーズでのスーパーハイデッカを自社発注したのはクイーンTのみでこの車両は岐阜観光からの合併引継車で珍しくクイーンT・U・V全てを保有しています。
1999年4月撮影
福井鉄道 KC−MS822P
福鉄がクイーンKの後継車として導入したクイーンUはこの時導入した車両から名鉄グループの事業者としては珍しく車体の塗装に赤色を採用していないのが特徴でこの時に導入した車両については従来の赤をベースにした塗装とこの塗装の車両が混合して導入しました。
1996年9月撮影
北恵那交通 U−MS821P
この車両は初期型クイーンTと同じく正面の社名表示灯は標準装備でなくオプション設定となっておりクイーンTやニューエアロバスと異なりバンパー中央部分は社名表示灯の有無に関係なく同じ部品を使用しオリジナルとは違ったスタイルになります。そして北恵那は名鉄グループのバス事業者としては珍しくタクシーとトラック事業も兼業で行っています。
1999年1月撮影
カヤ興産 U−MS821P
この車両は現在では貸切事業から撤退しているカヤのクイーンUで正面はオリジナルですがオプションでMS8になってから普及が進んだISO10穴のホイールを装備した車両です。
1997年5月撮影
諏訪バス U−MS821P
ふそうのニューエアロシリーズのサブエンジン式冷房装置は標準装備である三菱重工製の冷房の他にオプションとしてデンソー製の冷房装置を装備する事ができ外観でもコンデンサのルーバやサブエンジンのラジエータグリルの形状が異なり装備する事業者も多数見られます。
1996年5月撮影
静岡鉄道 KC−MS822PA
この車両は当時のふそう車ならばの設定でもあるフルエアブレーキ仕様の車両となり現在のフルサイズ大型観光・高速用バスであれば標準ですが2軸SHD車では一時ふそうのみの設定となり特定した事業者が導入し東海地区では静鉄が最大規模で導入していました。
1998年2月撮影
日本交通(鳥取) U−MS821P
クイーンUは1993年10月に正式発表となる以前はクイーンTの低運転席仕様と呼ばれていた時代に試験的に生産した車両です。
1999年11月撮影
相互タクシー U−MS821P
和歌山県の観光バスは古くから車内にトイレを装備する車両も多くこの車両についても定員重視型の車両ですが車体左側後方にトイレを装備した車両です。
1995年10月撮影
日本交通(大阪) U−MS821PA
クイーンUでも対応していた2扉車で大阪の日交が導入した3列シート+固定サロンの特別車両である「アジュレ」で後に大半の車両は新会社となった傘下の京都交通に転籍しています。
2000年7月撮影
彦根観光バス U−MS821P
クイーンUでは車椅子対応のリフト付車両も多数生産され大半の車両については画像の車両のように車体左側後方にリフトを装備して専用の扉から乗降する仕様で車椅子の乗降部分はリフトを使用しない時には座席を設置できる構造をした車両も多くあり汎用性にも優れた仕様の室内となっています。
1995年10月撮影
前田観光自動車 KC−MS822P
クイーンUでも少数であるが非常口を通常の車体右側後方ではなく車体の床下中央にトイレと一緒に設置した車両も生産され大半はこの様に関西地区の事業者に集中しています。
1998年8月撮影
ジェイアール四国バス KC−MS822P
低運転席車両による観光バスから転用改造した高速バス車両は珍しいがクイーンUでもJR四国で一部の車両が改造を受け四国島内や関西地区への高速バスに使用しています。
2006年5月撮影