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バリエーションファイル 中型B 中期型
西日本鉄道 KC−RM211GSN
スペースランナーの登場後一時架装を休止していた中型Bは各社の低床シャシーをベースに1994年ごろから架装を再開し、日産ディのシャシーについてもスペースランナーに代わって導入する事例が多く見られ西鉄では前中四折の扉配置を採用し多数の車両を導入しました。
2002年8月撮影
昭和自動車 U−LR332J
九州における西鉄系事業者以外で4メーカのシャシーに西工ボディの架装実績を持つ昭和バスが導入した中型Bで、58MCの生産再開後に導入した車両についてはいすゞのシャシーに架装した車両のみの導入となり、方向幕のサイズや路線バスとしては珍しい側面T字窓など昭和バス独自の仕様としています。
2010年7月撮影
熊本バス U−LR332J
生産再開前の中型Bで最も架装台数が多かったいすゞのシャシーに架装した車両も生産再開後に車体を架装した車両については搭載しているエンジンの関係でラジエータグリルが右側に移設する等の変化が見られ殆どの車両は九州の事業者に納入されました。
2004年9月撮影
宇部市交通局 U−RJ3HJCA
当時において本州の事業者では珍しかった中型Bを導入した宇部市営の車両はふそうのシャシーに架装した車両と同じく珍しい日野のシャシーに架装した車両で、架装したシャシーが型式から低床用のシャシーに架装しており4メーカの中で唯一ラジエータグリルが左側についています。
2002年8月撮影
西鉄バス筑豊 U−MK218J
生産再開後における西工の中型Bを架装したシャシーで最も生産台数が少なかったふそうのシャシーに架装した車両で、低床シャシーをベースに標準床化し、中扉については四枚折戸ですが扉の窓は上半分のみのサイズの窓を採用しているのが特徴で、ふそうのシャシーについては4メーカの中で唯一前照灯が丸型を標準装備とし角型についてはオプションとしての設定となります。
2008年7月撮影
大阪市交通局 KC−RM211GAN
京王バスを中心に日産ディのシャシーに西工の中型Bを架装した車両に日産ディの中型バスであるスペースランナーの前バンパーを装着した車両も生産され、西工においても「タイプU」として正式に設定していた仕様で関西地区においても大阪市営バスの96年式に採用していました。
1997年5月撮影