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バリエーションファイル ニューエアロスター
徳島バス KC−MP717K
当初はツーステップ車が主流だったニューエアロスターの短尺車における標準的な仕様の車両で標準床は廃止となり全てが低床となり、車体各部もモジュール化した設計で扉の位置が異なっても窓のサイズも同じ寸法になっています。
2000年1月撮影
京浜急行電鉄 KC−MP717K 
1998年に京急が最後に導入したワンロマ車で塗装は当時の観光バスの塗装を採用し、本来なら標準尺もしくは長尺ですがこの車両に限って導入当時は鎌倉市内を走行する事から短尺車となり、側面の窓についしても補助席を装備する関係で路線用ではオプションとして設定しているメトロ窓を採用しています。
1998年11月撮影
三原市交通局 KC−MP717K
現在は事業撤退している三原市営バスが導入したニューエアロスターでこの時から逆T字側面窓が標準となったなか、オプションとして設定していた二段窓を装備した車両で、実際にこの側面窓を装着した車両は少なく希少な仕様になります。
2000年5月撮影
大阪市交通局 KC−MP717K
大阪市営バスが1996年度に導入した車両の一部では2008年に大阪でオリンピックの開催を誘致する特別塗装の車両が導入され、登場間もないニューエアロスターについても専用塗装の車両が在籍していた時代もあり、この当時の車両は側面窓以外は昔ながらの大阪市営バスの特徴がある車両です。
1996年12月撮影
両備バス KC−MP717M
両備バスが導入したニューエアロスターで殆どの車両が前中扉となり、初期に導入した路線用の車両では乗降表示がHゴムで囲ったアクリル板を採用する等現在導入している車両と異なる部分もみられます。
2000年5月撮影
名鉄バス KC−MP717M
名鉄におけるKC規制のニューエアロスターは殆どの車両が基幹バス専用車両として導入し、標準的な路線用に導入を開始したのが2000年と遅く、台数も少なく全てがアイドリングストップ装置付の前中四折仕様となっています。
2007年5月撮影 
江ノ島電鉄 KC−MP317M
一時は神奈中の車両の様に前面左側に運賃支払表示幕を装備していた江ノ電の車両も1998年から廃止となり、ニューエアロスターについてはこの時から前面左側のセーフティウインドが装備され、本来の基本仕様に基づいた仕様に変更した車両が大半を占めています。
1998年11月撮影
神奈川中央交通 KC−MP317M改
独特の仕様の車両を導入していた時代における神奈中のニューエアロスターで一般路線用として導入した車両でツーステップ車については全てエアロスターKの前バンパーを前出仕様にした神奈中ならばの仕様です。
1998年11月撮影
岐阜乗合自動車 KC−MP717M
岐阜バスの路線車両は2001年まで全ての車両の前面に社名表示灯を搭載し、車両が世代交代してもこの事業者も他にも座席形状や菱形の広告枠についても継承しています。
1998年12月撮影
じょうてつ KC−MP717P
北海道の事業者では珍しい前後扉を長らくの間採用していたじょうてつも1998年から扉を前中四折に変更し、交通バリアフリー法実施直前までこの仕様の車両を沿線環境から高出力仕様のエンジンを搭載しています。
2000年10月撮影
名古屋市交通局 KC−MP717P
1998年に高速1系統対応車両として導入した長尺のニューエアロスターでこの時から名古屋市営バスでは大型車には逆T字窓の採用を開始したがオプションでメトロ窓を選択し、中扉も折戸にする等座席定員重視の室内で後に高速1系統専用から解除し一時は基幹バスにも使用していた事もありました。
2004年9月撮影 
サンルートプラザ東京 KC−MP717P
TDRオフィシャルホテルのサンルートプラザ東京が1997年から10年間使用していたホテルとTDL・舞浜駅の間で宿泊客の送迎に使用していたニューエアロスターで自家用バスでは珍しい全て折戸の3扉・立席重視の座席配置等独特な仕様で短距離のピストン輸送に最適に車両です。
1998年5月撮影 
川崎鶴見臨港バス KC−MP317K
臨港バスが発売直後に2台だけ導入したニューエアロスターのツーステップ車で前のバンパーはエアロスターKのバンパーを装備し、ミッションについてはバスでは珍しい機械式ATのINOMAT−Uを搭載しています。
2004年4月撮影
札幌市交通局 KC−MP717P改
現在はバス事業から撤退している札幌市営バスが発注したニューエアロスターはホイールベースの整理によって長尺車がP尺に統一されたが、特注でホイールベースを短縮改造した車両で従来製造していたMP2/6シリーズのN尺相当のホイールベースとなっています。
2000年10月撮影
関東バス KC−MP337K
ニューエアロスターにも畜圧式ハイブリッドバスが若干遅れてフルモデルチェンジを行いモータや油圧ポンプシステムを更に進化したMBECS−Vとなり、生産期間が短かった平成6年排ガス規制適合車で関東バスもこの時から大型路線バスの扉が3扉から前中扉に変更しました。
1997年7月撮影
横浜市交通局 KL−MP737K
1997年の夏に登場した平成11年排ガス規制の適合車でニューエアロスターの畜圧式ハイブリッド車「MBECS−V」の殆どがこの仕様で横浜市営バスの場合、中期安全ブレーキ規制によって生産中止になるまでまとまった台数の車両を導入し、この時から重量車の出力・トルク表示がグロスからネットに変更しています。
2000年11月撮影
近畿日本鉄道 KC−MP717M改
ふそうも日産ディ・いすゞに続いてCNG車に参入し、ノンステップ車以外の生産台数は少なく、納入1号車はふそうの路線車両の納入実績が無かった近鉄が保有し茨木市周辺で特別塗装で運用したが予備車がない等運行上の都合が良くなかったので現在は廃車となっています。
1999年5月撮影
東京都交通局 KC−MP717K改
都バスも1999年に2台のCNG仕様のニューエアロスターを保有しており、当時のふそう指定の営業所にはCNGの給油設備がない事から深川営業所に配属しています。
この時から都バスの低公害車両の社名表示灯が廃止となり、冷房装置についても標準仕様はノンステップ車と同じ装置ですが都バスの車両の場合、通常の車両と同じ冷房を搭載しています。
1999年7月撮影